東京大学 一般入試 数学(2003)より
πが3.05より大きいことを証明せよ
円周率の証明方法
グレゴリー・ライプニッツ級数
π/4=1−1/3+1/5−1/7⋯
両辺4をかければ求まるが、収束が遅い。
マチンの公式
π/4=4Arctan1/5−Arctan1/239
理解し難いが、グレゴリー・ライプニッツ級数よりも収束が早い。
正n角形の周の長さ、面積
π≒2^nsinπ/2^n
収束速度はまずまずであるが、正多角形を使う分理解しやすい。
その他 乱数
ビュフォンの針、モンテカルロ法
ランダムであるため収束が遅く円周率の計算に用いにくい。
円周率の歴史の流れ
古代バビロニア、古代エジプト、江戸時代、古代中国、古代ギリシャ